組合の事業経営についての基本方針

 天降川は水と魚に親しむことのできる憩いの場として、その果たす役割は極めて大きいものがあります。そこで河川流域の整備と環境保全の必要性が痛感されます。

 しかし、一方では経済の発展に伴う水資源の高度利用、開発の展開などによる水質汚濁等、漁業を取り巻く環境は悪化の傾向をたどっています。

 漁協は、このような厳しい現状の中で、漁協に与えられた資源の維持と健全なレクレーションの場の提供、並びに公害による被害の抑制を積極的に推進するため以下の事業を実施します。

 1.自営事業

   稚鮎採捕を行う。

 2.資源保護事業

   魚族の繁殖を図る為、鮎・鰻・フナ

   を遡上困難な場所に放流し、さらに

   健全なレクレーションの場を提供す

   る。

 3.指導事業

   組合員の知識向上の為、役員・組合

   員の研修及び情報の提供をする。

   河川浄化運動については、組合員・

   地域住民の協力を求め、運動の展開

   を図る。

 4.漁場管理事業

   漁場の清掃を行う。

   漁場の調査及び監視を行う。



エゴ漁について

 エゴとは鹿児島の方言で「囲う」という意味です。

 エゴ漁とは地元の呼び名で、天降川での稚鮎の漁法の事を言います。

 川を囲って採捕するので、エゴ漁と呼ぶ様になったそうです。

お知らせ(令和5年度 遊漁期間について)

 今年度も遊漁期間を下記のとおりとさせていただきます。

  ※ あゆ(令和5年6月1日~10月31日)

 自然を守る為、河川を守る為に皆様のご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します。